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予防接種

当院では、耳鼻咽喉科に関連する疾患を予防するための予防接種を行っております。予防接種は、感染症の予防や症状の悪化を防ぐためにとても重要です。以下に、耳鼻科で受けられる代表的な予防接種をご紹介します。
インフルエンザ予防接種
毎年冬季に流行するインフルエンザ。風邪の症状と似ているため、早期に予防接種を受けておくことで、感染リスクを大幅に減らすことができます。インフルエンザ予防接種は、特に高齢者や免疫力が低下している方々におすすめです。
各種検査
当院では、耳、鼻、喉に関するさまざまな検査を行っています。これらの検査は、症状の原因を正確に診断し、最適な治療方法を決定するために非常に重要です。以下に、耳鼻科で受けられる代表的な検査をご紹介します。
耳鼻科用内視鏡(ファイバースコープ)
鼻や喉の奥を内視鏡で観察する検査です。声がかすれる、喉に異物感がある、嚥下(飲み込み)がしにくいなどの症状がある場合に使用されます。喉の炎症やポリープ、ガンなどを早期に発見するために行います。耳の奥の写真を撮影するのにも非常に有用です。
当院で採用しているOLYMPUS社のファイバーは、非情に細径ですが画質が良好で、患者さんと供覧する際もとても見やすい写真になります。
このファイバーを用いながらノドにある腫瘍の組織採取なども行なっています。
頸部超音波検査
頸部エコーとも呼びます。
耳下腺や甲状腺などの臓器や、頸部に存在するリンパ節などを観察します。
ゼリーのぬるぬる感はありますが、痛みなどの有害なものはない検査です。
ただし、エコーガイド下に細胞診検査を行う場合は痛み止めを使用する必要があります。
聴力検査
聴力検査は、耳の状態を調べ、難聴の有無を確認するための検査です。音の大きさや高さを変えながら聞こえ方を調べ、聴力の低下があるかどうかを判定します。特に耳の聞こえに不安がある方に行われます。
アレルギー検査
アレルギーによる鼻炎や喘息などの症状を調べるための検査です。血液や皮膚に反応を確認し、アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)を特定します。アレルギーの原因が分かれば、適切な治療が可能です。当院ではドロップスクリーンという、指先ほんのわずかな血液採取にて最大41種類のアレルギー検査を行うことが可能な機械を導入しています。ぜひご希望いただけますと幸いです。小児の患者さんでも苦痛が少なく検査可能です。
CT検査
当院ではMORITA社のコーンビームCTを導入しています。
側頭骨(内耳まで)や鼻副鼻腔の写真、口腔底・唾石症(耳下腺と顎下腺)の写真を撮影可能です。コーンビームCTは通常のCTと比較してかなり少ない線量で撮影できるという特徴がありますので、被曝面が気になる方にもある程度ご安心いただけます。また、撮影範囲が限定的であること、線量が少なくて済むことから一般的なCT検査と比べて費用も安価になります。
ただし造影検査はできません。